プロバイオティクス:2026年の菌株の選び方
プロバイオティクスは、2026年もっとも関心を集めているサプリメントのひとつです。けれども製品や表示があふれるなかで、どう選べばよいのでしょうか。目的に応じて、どの菌株を選べばよいのでしょうか。実際に役立つ量はどのくらいなのでしょうか。Herba Barona(10 rue Théophile Roussel、パリ12区の専門店)が、プロバイオティクスの世界をひも解き、ぴったりの一本選びをお手伝いします。
プロバイオティクスとは何でしょうか
WHOの定義によれば、プロバイオティクスとは「十分な量を摂取したときに、宿主の健康に有益なはたらきをもたらす生きた微生物」です。主に乳酸菌(Lactobacillus、Bifidobacterium)と一部の酵母(Saccharomyces boulardii)が含まれます。菌株ごとに性質は異なり、Lactobacillus rhamnosus GGとLactobacillus plantarumでは、はたらきも同じではありません。
人の腸内細菌叢には500〜1000種の細菌が住んでおり、その総重量はおよそ1.5〜2 kgにもなります。この生態系は、消化、ビタミンの合成、免疫の防御、さらには腸と脳をつなぐ経路を介した気分の調整にも、中心的な役割をはたしています。
プロバイオティクス菌株の主なグループ
Lactobacillus:小腸の守り手
Lactobacillus属(近年、Lacticaseibacillus、Lactiplantibacillus、Limosilactobacillusなど複数の属に再分類されました)は、乳酸をつくる細菌のグループです。主に小腸に定着し、病原菌が好まない酸性のpHを保つことに寄与します。
- L. rhamnosus GG:世界でもっとも広く知られている菌株のひとつで、おなかの快適さについての情報が豊富です。
- L. plantarum:胃酸への強さと、腸粘膜に付着する力で知られています。
- L. acidophilus:古くから使われてきた菌株で、消化管や発酵食品に自然に存在します。
- L. reuteri:おなかの快適さや、天然成分であるロイテリンの産生との関わりで注目されています。
Bifidobacterium:大腸のスペシャリスト
ビフィズス菌は乳児の腸内細菌叢の主役であり、生涯を通じて大切な存在であり続けます。主に大腸に定着し、腸の細胞の栄養となる短鎖脂肪酸(酢酸、乳酸)をつくります。
- B. longum:成人の腸にもっとも多く見られるビフィズス菌のひとつで、腸の良好なはたらきと結びつけて語られます。
- B. lactis(またはB. animalis subsp. lactis):とても丈夫で、胃の通過にも保存にもよく耐えます。
- B. breve:腸の免疫システムとのやりとりで注目されています。
Saccharomyces boulardii:酵母のプロバイオティクス
1923年にHenri Boulardによって見いだされたこの非病原性の酵母は、広く使われている唯一の酵母タイプのプロバイオティクスです。細菌とは違って抗生物質の影響を受けにくいため、抗生物質による治療と並行して摂ることができます。
CFUは何十億必要でしょうか
| 目的 | 推奨される量 | 菌株の数 |
|---|---|---|
| 毎日の維持 | 1日50億〜100億CFU | 4〜6菌株 |
| 抗生物質による治療のあと | 1日100億〜200億CFU | 6〜10菌株 |
| おなかの不調が多いとき | 1日150億〜300億CFU | 8〜12菌株 |
| 集中的なプラン | 1日300億〜500億CFU | 10菌株以上 |
ご注意ください。多ければよいというものではありません。菌株の質、賞味期限の時点でも生きているかという生残性、そして胃酸への強さは、CFUの数と同じくらい大切です。よく知られた菌株を使い、胃で溶けにくく設計された100億CFUの製品のほうが、菌株の弱い1000億CFUの製品よりも頼りになります。
パリで選べるプロバイオティクスのおすすめ
Herba Baronaでは、品質にこだわったプロバイオティクスを厳選しています。
- Probio 4 Dynveo 60 gélules:よく知られた4菌株(L. rhamnosus、L. plantarum、B. longum、B. lactis)を1カプセルあたり200億CFU配合。胃で溶けにくいDR capsカプセル。当店のベストセラーです。
- Probio 4 Dynveo 28 gélules:同じProbio 4のお試しサイズ。はじめての方や短期間のケアに。
- Formule Probio Novoma 60 gélules:多菌株の充実した処方を手に取りやすい価格で。毎日の維持にぴったりです。
- Bifibiol Be-Life 60 gélules:ベルギー品質の乳酸菌。菌の由来に変化をつけたい方に。
- Regulat Pro Bio 350 ml:少し違うアプローチとして、酵素や菌の代謝物が豊かな発酵飲料。腸の生態系を別の角度から支えます。
取り扱い全ラインナップはプロバイオティクスのカテゴリーでご覧いただけます。
プロバイオティクスの上手な取り入れ方
- 飲むタイミング:理想は朝の空腹時、朝食の15〜30分前です。胃の酸度が低く、菌が生き延びやすくなります。
- 続ける期間:変化を感じるまで最低1か月、じっくり整えるなら2〜3か月が目安です。
- 保存:冷蔵保存が必要な製品もあります。ラベルをご確認ください。胃で溶けにくいカプセルタイプは、常温でも比較的安定しています。
- 食事の工夫:プレバイオティクス(発酵性の食物繊維)は、菌の栄養になります。野菜、果物、豆類、にんにく、たまねぎ、ポワロねぎを日ごろから召し上がってください。
プロバイオティクスとプレバイオティクスの違い
プロバイオティクスは、口から摂る生きた微生物です。プレバイオティクスは消化されない食物繊維で、腸にすでにいる善玉菌の栄養になります。主なプレバイオティクスは、イヌリン、フラクトオリゴ糖(FOS)、ガラクトオリゴ糖(GOS)です。プロバイオティクスとプレバイオティクスを組み合わせたものは「シンバイオティクス」と呼ばれ、腸内細菌叢を支えるうえでもっとも総合的なアプローチとされています。
プロバイオティクスについてのよくあるご質問
プロバイオティクスでおなかが張ることはありますか
飲みはじめには、腸内細菌叢が慣れるまでのあいだ、張りやガスを感じることがあります。こうした変化は一時的で、たいていは数日でおさまります。1週間を過ぎても続く場合は、量を減らすか、別の菌株に変えてみてください。
ずっと飲み続けてもよいですか
長く続けることによる知られた禁忌はありません。ただし、2〜3か月のケアと1か月の休みを繰り返す、あるいは処方を替えて菌株に変化をつけることがよくすすめられます。
パリで質のよいプロバイオティクスはどこで見つかりますか
Herba Barona(10 rue Théophile Roussel、パリ12区、メトロLedru-Rollin)では、Dynveo、Novoma、Be-Lifeのプロバイオティクスを厳選してご用意しています。火曜日〜土曜日 9:30〜18:30、目的に合った菌株選びをスタッフがご案内します。